家族愛
患者さんの一人に英語が全く話せない香港人のおばあさんがいます。
彼女は26年オーストラリアに住んでいるにもかかわらず、英語が話せません。
彼女の家族は毎日きて彼女を宝物のようにお世話をします。
以前、私は20年もこちらに住んでいる移民の人で英語が話せない人に対して
好意的な印象は持っていませんでした。移民であればその国の言葉を話す
努力をすることは基本的な事。
しかし、彼女のように家族のために働き詰めで自分の事は考える暇がなく
異国で厳しい生活を家族のために働いた彼女。
その努力が今見えます。家族皆、彼女を大切にしています。
私は子供が居ないことに後悔はないけれども、
こんな家族を見ると、あー子供がいて年をとって大切にしてもらえるのは
ありがたいなーと。
自分の生き方が年をとってからペイオフされるんやな。。と
それとは反対に家族がいるのにないがしろにされる年取った親。
カルマとはまさに。。。
昔風の大家族にちょっと憧れてしまいました。
看護師の良いところは人生を学べる事です。
いろんな家族模様を仕事をしながらいろんな人の人生を見せてもらえます。
反面教師、模範。。。人生色々
看護をして、看護とともに人生経験をずいぶんさせてもらいました。
人の死とともにいろんな人の醜い面を見、反対の美しいい面も見。
人生自分次第なんだ実感します。
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by edokao | 2011-10-10 08:00 | 看護師