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すごいなー、頑張れー。

夕方、頸椎損傷の若い男の子が入院してきた。
小さい時に交通事故で頸椎損傷になったそうで
呼吸器を夜は付けて寝ている。

私はこちらで看護師の資格を取る前に、Personal care attendant(PCA)というのをやっていました。
在宅の患者さんのお世話をする仕事。

それで彼と全く同じ状況の若い女の子、あの当時13歳ぐらいをお世話していた時があります。
いやいやこれは日本では免許があるからだと思うけども
いきなり夜泊まり込みで気管切開した人の呼吸器管理をやらせるんかい
いいんか??って思っていましたが。。。

彼を受け入れた時に彼はめちゃ緊張していまして
ICUじゃないからめちゃくちゃ心配だったらしく
私が”以前おんなじ様な機械使っている女の子をお世話したことあるから大丈夫だよ”って
言ったら

なんと彼はその子を知っていましてー
えー。。。とびっくり!!

まあ同じような病気人達の支援団体があるので
それで知り合う確率は高いかもしれないし。

でもびっくり、びっくり

もう9年前になるからもう覚えていないだろうな。

でもとても残念な事は、彼女の近況を聞いたら
彼女は今鬱のような状態で家から全然出ないし、自殺の事ばっかり考えていると。。

以前は元気に毎日学校に行っていて明るかったのに。

一人で何も出来ない状況は一生変わらないから
それを受容して前向きに生きると言うことはすごく難しいと思う。
鬱にならないほうが不思議なくらいだ。

でもこの男の子は大学を終了。
来年から働くそうで。。。

もうすごいねー。

しんどいことだらけだと思うけど頑張れー

オーストラリアの良い所は身障者が隠れていないこと。
町中でよく車椅子の人を見かけるし、それも一人で電車に乗って。
皆普通にしているし、皆手助けが必要な時はすーときて
普通に手助けして、対等に身障者の人を扱ってるし。

日本にはとても興味があって行きたいって言っていた。
いろんな事に興味があるようで前向きで積極的な子
このままの気持ちでずーといって欲しいな。

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by edokao | 2012-08-21 08:00 | 看護師